基本的にこれらの設定は http://centossrv.com の様に設定した。若干の補足のみを記入。
まずは tripwire のインストール。
今は、tripwire-2.4.2.2-src.tar.bz2 になっているので、読み替えて下さい。
私の場合は C コンパイラがなかったみたいで、インストールの所で
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
と出たので
# yum install gcc
としたら
configure: error: C++ preprocessor “/lib/cpp” fails sanity check
とまたエラーが出た。C++はgccに含まれていない見たいなので
# yum -y install gcc-c++
とし、やっと出来た。
つぎは chkrootkit のインストール
RPMforgeにはchkrootkitは無かった。EPELリポジトリーも追加する。
EPELリポジトリ導入は(私は64bit環境)
# rpm -ivh http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
でOK。
epel-release-6-8.noarch.rpmにバージョンが上がっている-2013-02-07追記
アンチウィルスソフト導入(Clam AntiVirus)は問題なく終わる。
iptablesの設定
このホストは特にサーバーを走らせないので、SSH以外は閉じておく。
iptables.sh を走らすとエラーが出た
iptables v1.4.7: invalid mask `’ specified
Try `iptables -h’ or ‘iptables –help’ for more information.
これはbr0を作ったのでeth0にはIPが割り当てられていないのが原因。
# インタフェース名定義の LAN=eth0 の下に
BR=br0
を追記。# 内部ネットワークのネットマスク取得の所を
LOCALNET_MASK=`ifconfig $BR|sed -e ‘s/^.*Mask:\([^ ]*\)$/\1/p’ -e d` ←$LANの代わりに $BR
# 内部ネットワークアドレス取得の所を
LOCALNET_ADDR=`netstat -rn|grep ” “$BR|grep $LOCALNET_MASK|cut -f1 -d’ ‘` ←$LANの代わりに ” “$BR、$BRだけだと virbr0 も該当する。
それとこのホストでは簡易DNSサーバーを走らすが、DNSサーバーはローカルネット以外に公開しないので53番は開けていない。(ローカルからのRQはすべてOKにしている)
これでOKになったが、終わるまでものすごく時間が掛かる。
NTPサーバー構築(ntpd)
ntpはインストールされていた。無ければyumでインストール
/etc/ntp.conf の設定(抜粋)
restrict 192.168.xx.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap ←コメントを外し、ローカルIPに合わせて設定
server 133.243.238.163
server 210.173.160.27
server 202.224.32.4
同期先サーバーの設定。IPになっているのはDNSを引かない分早いそうだ。ちなみに上からntp.nict.jp, ntp.jst.mfeed.ad.jp, ntp.asahi-net.or.jpで最後はプロバイダーのNTPサーバー。
手動で時刻を合わせる。
# ntpdate 133.243.238.163
28 Aug 11:46:47 ntpdate[5288]: adjust time server 133.243.238.163 offset -0.002803 sec
# service ntpd start
ntpd を起動中: [ OK ]
# chkconfig ntpd on
# chkconfig –list ntpd
ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off