サブホストのクローンを作成し、ダブっている設定を変更し無事起動後、色々なテストや作業をし再起動をしたら初期画面の歯車みたいに回る画面から進まない。なのでバックアップからリストアを試みる。
先ずはオリジナルのデーターをバックアップから作るが、今はテストの段階なのでバックアップは取っていないが、元々あるサブホストのクローンで作ったので、このサブホストはbaculaでバックアップしているので、baculaが動いているサブホストでrestore(*1)をし、
# systemctl start rsyncd でrsync(*2)を走らせておく。
サブホストのルートにあたるディスクはLVMの領域を割り当てている。この場合、この領域にさらに領域(ディスク)を作成し、そこが / になっている。
先ずは強制の電源オフでサブホストを停止する。次に領域の中に作られた領域をメインホストでの方ストで使うために
# losetup -f で空いているloopデバイスを調べる。私はloop7が空いていた
# losetup /dev/loop7 /dev/VG名/LV名 サブホストのディスクをloop7に割り当て
# kpartx -a /dev/loop7 領域の中の領域を作る
# ls -la /dev/mapper すると、この中にloop7p1 が表示され、これがサブホストの / になるディスク。つまり /dev/mapper/loop7p1 がそのディスク
こいつがおかしいので、強制的にフォーマット
# mkfs.xfs -f /dev/mapper/loop7p1 でフォーマットが終わったら、これをマウント
# mount /dev/mapper/loop7p1 /test1 test1は私が仮に作ったディレクトリ
baculaのサブホストにあるデーターをコピーする
# rsync -av –password-file=/etc/rsync.passwd rsync://root@192.168.XX.XX/rsyncd.confに指定したディレクトリ /test1
終わったらもう一仕事。baculaでは/proc と /sys を作らないので、
# mkdir /test1/proc
# mkdir /test1/sys
それと、これでは動いているサブホストとダブっている設定があるのでそれを解消する
(https://www.kinryo.net/?p=2529 を参照)またここに後始末も書いてある。
これでやっとブートできる。
(*1: https://www.kinryo.net/?p=1148 を参照)
(*2: https://www.kinryo.net/?p=1254 を参照)
2021-10-23 追記
今日ディスクのUUIDを調べたらdupeしていなかった(実はダブった設定の変更をした時ディスクのUUIDの変更はしなかった、というのも変更しないでもブート出来るのは知っていたから(ただし、起動時に no such device UUIDと表示が出るがほっておくと起動する)どうも今では(updateで変更になった?)クローンしてもvda1のUUIDはダブらないみたい。 2021-11-27 追記:今日クローンをやったら矢つ張りダブっていた。