- DRBDに挑戦:2からの続きです。マウントされたルート領域の該当部分を変更して行きます。先ずはスパイスで使用するポートの変更。これはスパイスで指定するときメインのホストのIPアドレス:ポート番号と指定するので、ポートが同じではどっちが接続される??
この指定は /test1/etc/services にあるので、 8932行位にある - rfb 590X/tcp # Remote Framebuffer の 590Xを新しいポートに変更
rfb 590X/udp # Remote Framebuffer の590Xを新しいポートに変更、ここは使っていないみたいだけど、今後使われるかも?ポートを変更したので、
iptablesでこのポートを開ける。gedit で iptables.sh (centossrb.com) を参照
echo “-A INPUT -p tcp –dport 590X -j ACCEPT_COUNTRY” >> $IPTABLES_CONFIG の590Xを新しいポートに変更。Xは0-9の値。
サブホスト自身のスパイスのポートも変更する。
# gedit /etc/libvirt/qemu/イメージファイル名
<graphics type=’spice’ port=’590X’ autoport=’no’ listen=’0.0.0.0’>
<listen type=’address’ address=’0.0.0.0’/>
<image compression=’off’/>
</graphics>
の 590X の所を590Xを新しいポートに変更後、
# virsh define /etc/libvirt/qemu/イメージファイル名
で、変更を反映させる。 - 次はホスト名の変更。これは /test1/etc/hostname にあるので、これを新しい名前に変更しておく。
- ip addressを変更する。これは /test1/etc/sysconfig/network-scripts/ifconfig-eth0 にあるので、IPADDR=”192.168.xxx.xxx” を違うアドレスに変更する。又、UUIDの設定がある場合はコメントアウトしておく
- vda1のUUIDの変更。これはマウントしているので
# blkid とすると表示される
/dev/mapper/loop0p1: UUID=”a5a9349b-d59c-xxxxx-a243-e1fxxxxxbf944″ TYPE=”xfs”
のでこれを変更するが、マウントされていると出来ないので
# umount /test1
# xfs_admin -U `uuidgen` /dev/mapper/loop0p1
あれ、エラー xfs_admin: /dev/mapper/loop0p1 contains a mounted filesystem
umount したのに、こういう時はデバイス指定で umount
# umount /dev/mapper/loop0p1 で再度
# xfs_admin -U `uuidgen` /dev/mapper/loop0p1
で新しいUUIDが表示されるので確認。
- UUIDが変わったので、ブート時にエラーが出るので、再度マウントし
# mount -t xfs /dev/mappaer/loop0p1 /test1
変更するファイルは /test1/boot/grub2/grub.cfg にあるので、
# gedit /test/boot/grub2/grub.cfg
87行目位からはじまる、# BEGIN /etc/grub/10_linux # の所にUUIDの指定がいっぱいあるので 、置換を使って古いUUIDを全て新しいUUIDに変更して、umount してから起動する。これでクローンが完成した。
クローンは2つ作っておく、理由は一つは他のサブホストのベースになるものもう一つはsamba(drbd)で相方のサブホスト用
フジマル について
1947年生れ、東京電機大学二部電気通信工学科卒、最後はスリランカ航空で営業だったのですが2018年に㈱インパック・ジャパンに再就職。趣味:登山、スキー、車いじり、コンピューター