私はサブホストの /etc/fstab の設定にUUIDを指定するのに抵抗がある。というのもサブホストをクローンした場合に同じUUIDになり、おかしくなるのだ。なので先ずはオリジナルのサブホストの fstabのUUIDの指定を変更しデバイスで指定する
#UUID=a5a9349b-d59c-4ca6-a243-e1fab94bf944 / xfs defaults 0 0 をコメントアウトする。そしてデバイスでルートを指定。
/dev/vda1 / xfs defaults 0 0
一番最初に設定したものは必ずvdaになるので、これだと、クローンしたサブホストでも問題ない。
蛇足:centos7でサブホストを作ると、必ず指定した領域に更に領域を作ります。これが色々問題を起こす。参照: https://www.kinryokai.net/modules/news/article.php?storyid=298 特にcentos7ではカーネルの指定をしてもエラーになってしまう。多分一つの領域に複数の領域を作らなければならない事があるからか(ルート領域とswap等)。でもこれは作成後にディスクの追加で簡単に解決すると思うのだが。なんでシンプルにルート領域だけを作ってくれないの!!!
作成する前に、指定するサブホストにディスクの追加をしていたら、そのデスクと同じサイズのクローン用のディスクを作成しておいて下さい。早速クローンを作りますがサブホストは停止していなくてはなりません。仮想マシンマネージャーから サブホストを選び、右クリックし、クローン….をクリックすると始まります。しばらくすると無事終了しますが、問題があります。
というのも色々な設定がダブっているからです。
ココを参照して下さい。 ココを見るとわかるようにディスクのUUID、IP Address、hostname それとスパイスで使用するポートがダブっているので変更する必要がある。
ここで起動後変更してもいいが、安全の為、オフラインで変更をしていく。この時イメージファイルをRAWで作成していないと、このファイルをマウント出来無い。CentOS7:サブホストをimageファイルで作る時の注意を参照
クローンで出来たイメージファイルをマウントしていくが、このままではできないので
# kpartx -av /var/lib/libvirt/images/作成されたイメージファイル
# ls /dev/mappaer/
Swap-smb0 Swap-test loop0p1
Data1-Image Swap-kvm Swap-smb1 control
と表示され、loop0p1が出来ているので、これを任意の位置にマウント
# mount -t xfs /dev/mappaer/loop0p1 /test1
ファイルは xfs でフォーマットしていて、test1は私が作成してるポイント
これで作られたイメージファイルのルート領域が /test1 以下に展開される。