注意:DRBDのデーター領域として使う予定のDISDK(パーティション)はフォーマットしては行けない。又、この為にfstabなどでマウントしても行けない(ブートに失敗し、ログインになる)これをやらないと、メタ領域はexternalを使わないといけなくなる。私は特に理由が無いがinternalでやりたかった、又この時点で既にsambaとしてファイルサーバーが動いていたので、データー領域のバックアップをとって、新たにパーティションを作り直し、DRBDの完成後、リストアした。
もう一つの方法は両方のディスクにわずかに空き領域があり、かつLVMでデーター領域を作成していれば、その領域にvgextendやlvextendを使いデーター領域を増やし、DRBDのメタ領域として使うようにする。meta領域の見積もりはhttps://blog.drbd.jp/drbd-users-guide-8.4/ch-internals.html#s-meta-data-size を参照
注:この例はsambaのデーター領域だけですので、ユーザーやPWなどはsmb3とsmb4で全く同じ設定をして置く
まずは、http://centossrv.com/pacemaker.shtml を参考に
Pacemaker+Corosync+pcs の設定をした後、centossrv.com/pacemaker.shtml でdrbd の設定を行いました。これらはこの後apacheの設定になるのですが、私はsambaをクラスター化したいのです、でも設定方法が分からなかったのですが、色々試したら、下記の方法でエラーが出ませんでしたので、これで運用しています。
pcs resource create SAMBA systemd:smb –group smbgroup
pcs resource create NAMED systemd:nmb –group smbgroup
で、pcs status の表示は
Cluster name: inpacCluster
Stack: corosync
Current DC: smb3 (version 1.1.20-5.el7_7.2-3c4c782f70) – partition with quorum
Last updated: Thu Dec 12 12:32:47 2019
Last change: Thu Dec 12 12:28:38 2019 by hacluster via crmd on smb3
2 nodes configured
7 resources configured
Online: [ smb3 smb4 ]
Full list of resources:
Resource Group: smbgroup
vipcheck_res (ocf::myres:VIPcheck): Started smb3
VirtualIP (ocf::heartbeat:IPaddr2): Started smb3
FS_DRBD0 (ocf::heartbeat:Filesystem): Started smb3
SAMBA (systemd:smb): Started smb3
NAMED (systemd:nmb): Started smb3
Master/Slave Set: MS_DRBD0 [DRBD0]
Masters: [ smb3 ]
Slaves: [ smb4 ]
Daemon Status:
corosync: active/enabled
pacemaker: active/enabled
pcsd: active/enabled
となっています。centossrv.com と違っているのは、ノード名(smb3,smb4)、クラスター名(inpacCluster)、グループ名(smbgroup)
尚、smbを手動で止めても(systemctl stop smb)、ノードは移りませんが、少し経つと(うーん覚えていませんが2ー3分かな)自動でsmbが再起動します。