php.iniを変更してもwordpressに反映されない

参考(https://syutaku.blog/php-8-configuration-trouble/
ある時動画をアップロードする為に今までの最大ファイルサイズを512MBから1024MBに変更するために/etc/php.iniのupload_max_filesize を1024Mにして、アパッチとphp-fpmを再起動する
# systemctl restart httpd
# systemctl restart php56-php-fpm
# systemctl restart php74-php-fpm
(注:私は古いXOOPSをやる為にphp56をインストールし、wordpressの為にphp74をインストールしている)
あれー??反映して無い!
では、どのphp.iniを使っているの?
# php -i | grep /php.ini
Loaded Configration File => /etc/php.ini
うーん、正しいphp.iniを変更してるがなー?ちょっと待て確か他にもサイズに関するパラメーターがあったなーと思いだし、改めて眺めていると、あったぞー
post_max_size = 1024Mと変更し再度上の三つを再起動。
ばんざーい!!ちゃんと反映された
普通はこんな大きなファイルサイズにはしないが、このWEBは自宅にあるWEBサーバーで動いているので、大風呂敷を広げてもいいかな?

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vnc server をログアウト後も再度ログイン出来るように almalinux 9

どうもRHEL8 あたりからVNC SERVER からログアウトするとVNCSERVERが停止し、次回にログインできなくなって、いちいちSSHで接続してからVNC SERVER を立ち上げないとVNCサーバーが使えなくてすごく不便。これを解消する方法をGOOGLE先生に聞くとhttps://www.concurrent-rt.co.jp/external/TechSup/VNCforV84.htmlに答えがあったので、
# gedit /usr/lib/systemd/system/vncserver@.service
前略
[Service]
Type=forking
ExecStartPre=+/usr/libexec/vncsession-restore %i
ExecStart=/usr/libexec/vncsession-start %i
PIDFile=/run/vncsession-%i.pid
SELinuxContext=system_u:system_r:vnc_session_t:s0
Restart=on-success   ← これを追記
後略
ただこの設定をしても、次は再起動しないので、SSHでログイン後、VNCサーバーを起動、でもそれ以降はログアウト後再起動してくれる(考えて見れば当たり前、起動時に設定を読むがこの時点でRestart=on-successが無いので)
ばんざーい!!!
参考:https://tex2e.github.io/blog/linux/systemd-restart-config

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メールが送れない

突然メールが送れ無くなった。送ろうとするとserver unabailable のエラーが帰って来る。
早速メールのログを(/var/log/mail.log) すると
clamav-milter[3040]: Failed to initiate streaming/fdpassing
clamav-milter[3040]: No clamd server appears to be available
とエラーになっている。
clamd サーバーが無いだと?で早速
# systemctl status milter-manager
これはアクティブ
# systemctl status milter-greylist
これもアクティブ
# milter-manager –show-config|less
** (process:1293): WARNING **: 16:47:11.345: libruby.so.3.0: 共有オブジェクトファイルを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありません
後略
libruby.so.3.0が無いと言っている。どうもmilter-managerがアップデートにより必要になったようです。(参考:https://vicsfactory.com/?p=362)rubyはsclを利用すれば簡単にインストールできるようなので、まずはsclをインストール。
# yum install centos-release-scl
インストールされていた。ので
# yum -y install rh-ruby30 rh-ruby30-ruby-devel
インストールされたかチェック
# find /usr -type f -name “libruby*” |grep libruby.so.3.
アレー /usr にはインストールされていない、じゃあ何処だ
# find / -type f -name “libruby*” |grep libruby.so.3
ルートから調べるので、少し時間が係る
/opt/rh/rh-ruby30/root/usr/lib64/libruby.so.3.0.2
/opt/rh/rh-ruby30/root/usr/share/systemtap/tapset/libruby.so.3.0.stp
後略
場所が分かったので、ここからリンクを作るが /opt/rh/rh-ruby30/root/usr/lib64/ を見ると本体の libruby.so.3.0.2 とlibruby.so.3.0 と libruby.so の二つがlibruby.so.3.0.2 のリンクとしてあるので、
/usr/lib64/libruby.so.3.0.2 と /usr/share/systemtap/tapset/libruby.so.3.0.stp にリンクとして置いた。さらに libruby.so.3.0.2 のリンクとして libruby.so.3.0 と libruby.so を置いた。そして関連を再起動
# systemctl restart milter-manager
# systemctl restart spamassassin
# systemctl restart postfix
これでテストメールを送ると無事配信された。バンザーイ

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ネットワークカードを追加したらルーターにもpingが届かない!

ある時、pcs clusterを的確に判断出来るように、(データーの流れるネットワークとクラスターの生死判断のためのネットワークを別にする)ネットワークカード(マザーボードにある同じICのrtl8111を使っている)を追加したらネットワークが死んだ。ルーターにもpingが届かない!
奮闘2時間、原因が判らなかったが、結論はマザーボードのdevice名とネットワークカードのdevice名が入れ替わっている!!
原因が判れば簡単なのだが、入れ替わっているとは!そのヒントは
# nmcli device show
前略
GENERAL.DEVICE: enp2s0
GENERAL.TYPE: ethernet
GENERAL.HWADDR: 00:F0:4C:68:F2:04
GENERAL.MTU: 1500
GENERAL.STATE: 100 (接続済み)
GENERAL.CONNECTION: bridge-slave-enp2s0
GENERAL.CON-PATH: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveC>
WIRED-PROPERTIES.CARRIER: オフ  これが問題
IP4.GATEWAY: —
IP6.GATEWAY: —
WIRED-PROPERTIES.CARRIER: オフと言うことは物理的にネットワークケーブルが接続されていないという事。(偉そうな事を言うがこれを知ったのはこの問題が出たから)
入れ替わっているとは知らず、マザーボードにケーブルを接続して、今はenp2s0は増設したカードに割り当てられているので、ケーブルが刺さってないとなる。なので、ケーブルをネットワークカードの接続口にさしたら、問題なくなった。
増設前のマザーボードのdevice名はenp2s0、増設後は
マザーボードのdevice名はenp3s0、増設した方のdevice名はenp2s0になった。もちろん再起動後もこの状態。ディスクの名前が再起動後に変化するように、ネットワークICの名前も変わったら大変だけど、何回か再起動しても変化はしなかった。後日もし変化したらここでお知らせしますが、サーバーなのでテスト後の再起動はあまり無いかな。


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サブホストをコピーしたらpingが通らない

ある時、DRBDの作業中、対向するサブホストを設定するために、sambaの設定が終了しているホストからroot領域をrsyncでコピーして来た。もちろんIPアドレスやhost名を変更し(ディスクのUUIDも同じだが取りあえず変更していない)
そしてpcs関連の設定が終わりステイタスを確認する
# pcs status
Error: error running crm_mon, is pacemaker running?
error: Could not connect to launcher: Connection refused
crm_mon: Connection to cluster failed: Connection refused
アレー、pcsdはアクティブだがpacemakerが死んでいる。何故だ!!
pingを対向するホストに打ってみる
# ping 192.168.xx.xx
PING 192.168.xx.xx (192.168.4.63) 56(84) bytes of data.
送信元 192.168.xx.yy icmp_seq=10 目的のホストへ届きません。
だけども、このローカルネットワークの他のホストにはpingは正常、対向するホスト同士だけpingが通らない。これには何時間も費やした。
結論:macアドレスが同じだったのが原因。コピーした時、変更をしていないので!
サブホストを停止して。
このサブホストのmacアドレスは /etc/libvirt/qemu/smb4.xmlで定義しているので(本来はこれを直接いじらない様だが、私はvimが嫌い)エディターで
<interface type=’bridge’>
  <mac address=’52:54:00:cc:94:15’/> ← 最後は:cc:94:a3だったのを:cc:94:15に変更
  <source bridge=’br0’/>
  <model type=’virtio’/>
  <address type=’pci’ domain=’0x0000′ bus=’0x01′ slot=’0x00′ function=’0x0’/>
</interface>
:cc:94:15は他のサブホストが使っていないものを指定。上桁はkvmのサブホストはすべて同じになる。そしてこの変更を反映する
# virsh define /etc/libvirt/qemu/smb4.xml
でもって、サブホストを起動。pingも通るしpcs statusも正常に表示された。やれやれ

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bconsoleに接続できない

almalinux9にbaculaの設定を行っている時
# bconsole
Connecting to Director localhost:9101
bconsole: message.c:1833-0 bsockcore.c:265 Unable to connect to Director daemon on localhost:9101. ERR=接続を拒否されました
でbacula-dirをリスタートしステイタスをチェック
# systemctl restart bacula-dir
# systemctl status bacula-dir
でactiveを確認。それではfirewall切ってみる
# systemctl stop firewalld
再度、bconsole。でも結果は同じ????

結論はmariadbの設定が間違っていた。
# systemctl status bacula-dir
でactiveだったが、それはrestart後すぐにチェックしたから。しばらくするとディレクターがmysqlに接続出来ないのでストップするが、チェックのタイミングが早すぎたので、少し遅れてstopしていたのに気が付かなかった。こんなこともあるんだ!!

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nmcli 使い方

いつも忘れるので個人の防備録用、(でも設定ファイルの方がやりやすいのになー。特にKVMでクローンしたサブホストは固定のIPアドレスやホスト名がダブっているので、ログインしないと変更出来ない。設定ファイルならlosetupやkaprtxを使い簡単に変更出来るのに)
ブリッジの追加
# nmcli con add type bridge ifname br0
# nmcli con mod bridge-br0 bridge.stp no
固定IPにし、アドレス設定
# nmcli con mod bridge-br0 ipv4.method manual ipv4.address 192.168.xx.xx/24
ipv4.gateway 192.168.xx.xx
ipv4.dns 168.168.xx.xx +ipv4.dns 8.8.8.8
インターフェイスを割り当てる。インターフェースはenp2s0、ブリッジはbridge-br0の時
# nmcli con add type ethernet ifname enp2s0 master bridge-br0
で、rebootし設定の反映。
インターフェースの固定IPなどを変更した場合等はリブートせず、
# nmcli con down デバイス名(enp2s0など)
# nmcli con up デバイス名
で反映させられる

リソースを変更する時(例:VIPcheck)
# nmcli resource update VIPcheck IPaddr2 ip=192.168.xx.xx

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ダブっている写真を消去する(linux)

ある時ファイルサーバーのファイルを見ると大量の複製している画像や動画があった。
これを消去しようとスクリプトを組もうとして調べるともっと簡単に出来ることが判った。
ダブっている画像や動画は*(1).JPG や*(1).MOVなので cd でそのdirectory にいって
# find -iname *(1).JPG
# find -iname *(1).MOV
で綺麗にダブっている分が消去された。因みに -iname はファイル名の指定で大文字と小文字をチェックしない指定

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No stonith devices and stonith-enabled is not false

pcs status で WARNINGS: として
No stonith devices and stonith-enabled is not false が表示された時は
まず、stonith機能とはスプリットブレインになった場合に、強制的に相手のサーバをフェンシング (再起動) することで、最悪の事態を回避出来ますが、相手から電源を落としてもらうためのハードウェア制御ボードが必要になります。そんな制御ボードは持っていないので、stonith機能は無効化しておく(参考:https://kan3aa.hatenablog.com/entry/2015/06/05/135150)
# pcs property set stonith-enabled=false
その後、pcs status でwarning が表示されない事を確認。

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rsyncのexclud-fromでの指定の色々

rsyncでexclude-fromファイルの中でexcludeしたいファイルの指定方法であまり正規化表現が指定できないので色々迷っていたが、https://futuremix.org/2011/02/rsyncが参考になった。ポイントは

-C(または–cvs-exclude) オプションを使うと CVS などバージョン管理システムの生成するファイルなどを自動的に除外してくれます。
これは CVS だけではなく、Subversion や .bak .exe などの拡張子を持つファイルも除外されます。具体的には
*~ #* .#* ,* _$* *$ *.old *.bak *.BAK *.orig *.rej .del-* *.a *.olb *.o
*.obj *.so *.exe *.Z *.elc *.ln core .svn/

正規表現はあまり使えませんが、[0-9] のような数値指定は可能です。
また * と ** も使用できます。** はディレクトリ区切りを超えてマッチします。この意味は **/.recycle/* とすると aaa/.recycle/* とも aaa/bbb/ccc/.recycle/* ともマッチするとのこと

なので私のexcludeファイルは(sambaのバックアップを取る時の指定)

/.Trash-0/
/lost+found/
/*/.recycle/
/**/cache/
/**/$RECYCLE.BIN/*

とした。

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