2:インストールとmariadb(mysql)の設定

11:リストアの時間が劇的に早くなった を参照してください。このままでは遅いです。
2022-09-07追記:リポジトリを入れておきます。/etc/yum.repos.d/に移動してから
# wget https://copr.fedorainfracloud.org/coprs/slaanesh/Bacula/repo/epel-7/slaanesh-Bacula-epel-7.repo
これでリポジトリが出来ます。
そして、インストール。バキュラをインストールするホストで(私はサーバー自身もバックアップするので)
# yum install bacula-storage-mysql bacula-director-mysql bacula-console mysql-server  mariadb-server bacula-client mysql
とbaclua関連とmysqlをインストールします。baculaは前項の参考URLで示したWEBにあるようにカタログと呼ばれるデータをmysqlに保存をしますので、まずはmysqlの設定から(/etc/my.cnf)

[mysqld]
datadir=/XXXX/mysql ← オリジナルの場所から変更しています
socket=/var/lib/mysql/mysql.sock
user=mysql
# Disabling symbolic-links is recommended to prevent assorted security risks
symbolic-links=0
character-set-server = utf8 ← 追記

[mysqld_safe]
log-error=/var/log/mysqld.log
pid-file=/var/run/mysqld/mysqld.pid

そしてmysqlをスタート
# service mysqld start
最初のスタートでは色々と表示が出るが、ようはrootのパスワードを設定しろよと言う事など。忘れないように再起動後も起動するように
# chkconfig mysqld on
そして初期設定をする
# mysql_secure_installation
注:mariadb(10.7.3)の場合は mariadb-secure-installation

NOTE: RUNNING ALL PARTS OF THIS SCRIPT IS RECOMMENDED FOR ALL MySQL
      SERVERS IN PRODUCTION USE!  PLEASE READ EACH STEP CAREFULLY!

In order to log into MySQL to secure it, we'll need the current
password for the root user.  If you've just installed MySQL, and
you haven't set the root password yet, the password will be blank,
so you should just press enter here.

Enter current password for root (enter for none):  Enterのみを入力
OK, successfully used password, moving on...

Setting the root password ensures that nobody can log into the MySQL
root user without the proper authorisation.

Set root password? [Y/n] Enterのみを入力
New password: パスワードを入力
Re-enter new password: パスワードを再度入力
Password updated successfully!
Reloading privilege tables..
 ... Success!

By default, a MySQL installation has an anonymous user, allowing anyone
to log into MySQL without having to have a user account created for
them.  This is intended only for testing, and to make the installation
go a bit smoother.  You should remove them before moving into a
production environment.

Remove anonymous users? [Y/n]  Enterのみを入力
 ... Success!

Normally, root should only be allowed to connect from 'localhost'.  This
ensures that someone cannot guess at the root password from the network.

Disallow root login remotely? [Y/n]  Enterのみを入力
 ... Success!

By default, MySQL comes with a database named 'test' that anyone can
access.  This is also intended only for testing, and should be removed
before moving into a production environment.

Remove test database and access to it? [Y/n]  Enterのみを入力
 - Dropping test database...
 ... Success!
 - Removing privileges on test database...
 ... Success!

Reloading the privilege tables will ensure that all changes made so far
will take effect immediately.

Reload privilege tables now? [Y/n]  Enterのみを入力
 ... Success!

Cleaning up...

All done!  If you've completed all of the above steps, your MySQL
installation should now be secure.

Thanks for using MySQL!

mysqlへログインしデーターベースなどを作成
# mysql -u root -pXXXXXXX ←XXXXXXXは設定したパスワード -pの後にスペースは入れてはいけない
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON bacula.* TO bacula@localhost IDENTIFIED BY “XXXXXXX”; ← XXXXXXXは設定したいパスワード、後でbaculaのconfファイルに記入する。
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
mysql> CREATE DATABASE bacula;
mysql> quit
これでdatabaseが出来ましたので、用意されているスクリプトでtableを作ります
# /usr/libexec/bacula/make_mysql_tables -pXXXXXX ←XXXXXXは今設定したパスワード
Creation of Bacula MySQL tables succeeded.
次はいよいよbaculaの設定

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1:Baculaの設定時に不明なだった点、注意点など

先ず、インストールする前にbaculaの概念を勉強しますが、不明な点がありましたので下記に示します。
*バックアップされたデータはどこに保存されるか?
bacula-sd.confの device{ の中に Archive Device = で指定された所に保存される

*リストアされたファイルは何処?
bacula-dir.confの Job{ の中の where =で指定された場所.
ここで注意しなくてはならないのは、この場所はディレクターが走っている場所で無く、
(設定はディレクターにあるが、)バックアップされるホストのdirectoryであると言う事。
私はてっきりディレクターが走っている ホストだと思っていたので、いくら待っても復元されなかった(と思った)。
又、バックアップされるホストと言う事はサイズに注意する事、つまり今使っているサイズと
同じサイズの空き領域がいる(全体をリストアする場合)。又、directoryがそのホストに存在しなくても、
baculaはエラーを出さず、強引に作るので、まず領域不足のエラーになる。
訂正:「8:他のホストにリストア」を参照してください。ディスク容量の余裕のあるホストにリストア出来ます。

*物理的に別のDisk/Partition になっているDirectoryがある時、バックアップの指定を/(ルート)にすると、バックアップされるのか?
バックアップされないので、bacula-dir.confのFileSet{ の中に File = で別に指定する事

*バックアップされるホストが復数台ある時は?
bacula-dir.confの中で、
Job{, として、ホスト毎にバックアップのJobを作る
Job{, として、ホスト毎にrestoreのJobを作る
FileSet{, として、ホスト毎にバックされるDirectoryを定義する
Client{, として、ホスト毎にホストの設定をしていく。
2014-04-14追記:ここで疑問がまだある。私の様に複数のディスク(パーティション)をアタッチし、そこにホスト特有のデーターを置くような場合ではFileSetが同じにな らないので、RestoreのJobも複数作ったので、復元されるデーターもこのRestoreのJobで指定されたホストになったのではないかと思う。 FileSetが共通になればもっと楽になりそうだが、FileSetに指定したディレクトリーが無い場合等はエラーになりそうなのでFileSetを分 けている。今度テスト環境でこれを調べてみる(ググったがこの事例のヒットは無かった)

*bacula-dir.confの Director{ の設定の中にあるdefaultで設定のあるquery.sqlファイルはインストールされていない?
confの中にある QueryFile = “/usr/libexec/bacula/query.sql
はインストールされていない!でも問題無い様だ。
/usr/share/doc/bacula-common-5.0.0/exampleにあるsample-query.sqlをリネームし
/usr/libexec/bacula/query.sql として保存すると、様々なqueryが出来る様だが試していない

*restoreする時は空きスペースに注意
既にふれたがバックアップされているホストに、bacula-dir.confのwhere(又は指定したホスト)にストアされたデーターが書かれるので、このDirectoryの空き容量に充分注意する事
*これが一番大事かな:mysqlを使用する時はDatabase engine は InnoDB にし、ここを参照、リストアの時間が劇的に早くなった 。

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21:バックアップサーバーを作る

このサーバーの領域の構成は
vda: ここにさらに領域が作られ、ルートが出来ている。
vdb: SWAP領域
vdc: /Downloadにマウントされる、他のサーバーと共有している。ここまではクローンで出来ている
vdd: /SmbDataにマウントされる。後で追加するsambaを使ったアクティブディレクトリーの領域。
vde: /Backupにマウントされ、全てのサーバーのバックアップしたデーターの保存場所
まず、クローンで作ったサーバーを停止して置き、ここを参照してこのサーバーにマウントする領域を追加していきます。
次にサーバーをスタートし、追加したパーティションをマウントするために fstab を設定
# gedit /etc/fstab

/dev/vdd		/SmbData	ext4	  defaults		0 0
/dev/vde		/Backup 	  ext4   defaults		0 0

この2行を最後に追記(もちろん vdd vde は環境により変化)
マウントするdirectoryを作る
# mkdir /SmbData
# mkdir /Backup
マウントする
# mount -a
ここからはここに従い設定をしていきます。番号順に設定してね。
ただし、サブホストの webはまだないので3:bacula-dirの設定のbacula-dir.confの
Name=”Backup-web”, Name=”Restore-web”, Name=web-fdに関係する設定は#をつけコメントアウトにしておくこと。FileSetのFull webも関係するが、あっても問題ないと思うのでそのまま。
無事テストでバックアップが出来た。
このサーバーは後でアクティブディレクトリーを使ったファイルサーバーを入れるが、とりあえず、他のサーバーを作る。

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20:バックアップサーバーを作る前の準備

やっとベースとなるサブホストの設定が終わったので、いよいよ本チャン用のサブホストを作ります。このサブホストは後で、samba4をインストールし、アクティブディレクトリーも構築しますが、まずはバックアップ用のサブホストを作ります。ベースとなるサブホストは停止して置き、
画 像1の様に、仮想マシンマネージャーで、作成した雛形用のサブホストを右クリックし、クローン(C)をクリックすると、新しいウィドウが開き(左側の画 像)そこに表示された領域をクリックすると、詳細…が現れ、それをクリックすると、画像2が表示されますので、参照をクリックし、割り当てたい領域を 選択後、OKをクリックし、同様に他の領域に付いても行います。私は全ての領域はLVMでそれぞれ作成し、Dowloadの領域は全てのサブホストで共有 する設定にしてあります。
デフォルトでは親ホストの領域の中に、ディスクイメージを作るような設定なので、それをする為には、親ホストの領域をその分を見込みかなり大きく割り当てておく必要があります。
うっ かりサブホストの設定をデフォルトのままにしてしまったので、混乱を防ぐため、サブホストの名前を変更します。クローンで出来たサブホストを選択後、開く アイコンをクリックし、iのアイコンをクリックし、右ペインでOverviewが選択されていれば、右ペインの名前の所で、設定したい名前を変更できま す。
クローンで出来たサブホストは元のサブホストとhostname,IPアドレスなどがダブっていますので、変更をします。元のサブホストは停 止したまま(IPアドレスが同じなので問題が出る)クローンされたサブホストを右クリックで実行します。実行中にAlt+d で詳細を表示させて見ていると、

Bringing up interface eth0: Device eth0 does not seem to be present, delaying initialization [FAILED]

とエラーが出ていた。
まずはこの問題を解決する。rootでログインし、/var/log/dmseg 開き ethで検索し調べると udev: renamed network interface eth0 to eth1 があった。
これでググると http://d.hatena.ne.jp/ngyuki/20110805/p1 に回答があった。
さっそく /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules をどっかに移し、再起動すると、又同じエラーが出ている。
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を開いてみると

SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="52:54:00:81:1f:bd",
ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0" ← eth1になっていたのでeth0に変更。実際は一行

再起動すると今度は

Bringing up interface eth0: Device eth0 has different MAC address than expected, ignoring. [FAILED]

とエラーが出た。これは /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 MACアドレスの設定があるのが問題、なので

DEVICE=eth0
TYPE=Ethernet
#UUID=1f3d73ed-edc1-4939-a4d7-946d3bbd050a ← オリジナルのサブホストとかぶるのでコメントアウト
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=no
BOOTPROTO=none
#HWADDR=52:54:00:49:9E:37 ← オリジナルのサブホストとかぶるのでコメントアウト
IPADDR=192.168.xx.xx ← ついでに設定したいIPにする
PREFIX=24
GATEWAY=192.168.xx.xx
#DNS1=192.168.xx.xx ← DNSは/etc/resolv.confで設定している
#DOMAIN=kinryokai.net
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=yes
IPV6INIT=no
NAME="System eth0"

次にホスト名を変更する。/etc/sysconfig/networkを

NETWORKING=yes
HOSTNAME=xxxx.kinryokai.net ← 設定したいホスト名に
GATEWAY=192.168.xx.xx ← IPアドレスは伏せてあります

ネットワークを再起動し、
# service network restart
ブラウザを立ち上げ、外部のWEBが見れる事を確認。
VNCのポートもダブっているので、外部から接続するために、ポート番号を変更しておく(LAN内部からだけならIPが違うので問題ない)(設定ファイルは /etc/services (ここを参照)。私のfirewallの設定はローカルネットワークからのRQは受け付けるように設定しているので問題ないが、そうでない時か、外部からVNCを受ける場合にはfirewallの設定で、VNCにアサインしたTCPポートを開けておく事。
このサブホストで使うディレクトリーをここを参照して作る。私はファイルサーバーのデーターの保存場所(/SmbData)とバックアップデータの保存場所(/Backup)を別パーティションとして作った。
その後再起動したらVNC経由でログインしてみる。
やっとこれで本題に入れる。

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19:サブホストでテンキーが使えない

今日気がついたが、VNC経由でrootでログインすると、テンキーで入力しても数字が入力できない。
ブラウザ上:Num Lock キーが点いている時
数字7キー: 現在のカーソルから先頭までの選択
数字1キー: 現在のカーソルから行末までの選択
ブラウザ上:Num Lock キーが消えている時
数字7キー: 先頭へカーソル移動
数字1キー: 行末へカーソル移動
これはNum Lockキーが消えている時のキーアサインに似ている
terminal上:Num Lock キーが点いている時
数字2キー: Bが入力される
数字8キー: Aが入力される
同様に4:D、6:C。それ以外は無反応
terminal上:Num Lock キーが消えている時
Num Lockが消えている本来のカーソルの動きになる。

でもVNC経由でも、一般ユーザーなら問題はない。
ここまでなら、個人設定に問題有と思うが、
仮想マシンマネージャーから、開くをクリック後、ログインすると全てのユーザーで問題ない!!!
つまり、VNC経由のrootのログインだけ問題がある。
これって矛盾してるよねー、
ブラウザ上と、端末で動きが違うので、Xの設定がからんでいるみたい。心当たりを調べたが治らない。後日に回す。
追記:使えなかったのは15日、今日は16日。何もしていないのに今日は問題無し。サーバーがまだ完成していないので、電源を落としたから、何かのアップデートがあったとも考えにくい。電源を入れただけ、つまり再起動と同じ。だけど昨日は再起動しても直らなかった???
2014/05/20追記:又、テンキーが使えない。どうもサブホストを起動するときの状態によるみたいたが原因は特定できていない。
原因が判明:サブホストの起動時にキーボードの NumLock がONにしておかないとテンキーが使えない。又起動途中にOFFにしてもダメ。

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18:サブホストの設定5、iptable,NTP等

ここを参考に iptablesを設定する。

次にNTPの設定。NTPサーバーは既に親ホストで動いているので、/etc/ntp.conf を(サブホストにもデフォルトでインストールされていた)

# Use public servers from the pool.ntp.org project.
# Please consider joining the pool (http://www.pool.ntp.org/join.html).
#server 0.centos.pool.ntp.org iburst ← 先頭に#を付けコメントアウト
#server 1.centos.pool.ntp.org iburst ← 先頭に#を付けコメントアウト
#server 2.centos.pool.ntp.org iburst ← 先頭に#を付けコメントアウト
#server 3.centos.pool.ntp.org iburst ← 先頭に#を付けコメントアウト
server 192.168.xx.xx ← 親ホストのIP

ntpサーバーを起動し、再起動後も機動出来るように設定
# service ntpd start
# chkconfig ntpd on
後日サブホストを立ち上げても、親ホストと時間の同期が出来ていなかった。理由は不明。
# ntpq -p
をやっても同期していないみたい(もちろん5分後やっても同じく同期していない)何で?? NTPサーバーが立ち上がる時に、親ホストと同期しないのかなー? ntpdをリスタートしたら同期した。
次はここを参照し、侵入検知システムの導入(aide)をします。/etc/aide.confは親ホストの分をコピーした方がが早いと思う。
ここらで一度再起動しておくか。

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17:サブホストの設定4、アンチウィルスソフト導入(Clam AntiVirus)

参考URL:http://centossrv.com/clamav.shtml
# yum -y install clamd

EPELレポジトリーを有効にして置かないとインストール出来ない
# gedit /etc/clamd.conf

#User clam ← 行頭に#を追加(root権限で動作するようにする)

Clam AntiVirusの起動
# service clamd start
# chkconfig clamd on
ウィルス定義ファイル最新化
# freshclam

ClamAV update process started at Mon May  5 14:29:28 2014
main.cvd is up to date (version: 55, sigs: 2424225, f-level: 60, builder: neo)
WARNING: getfile: daily-18354.cdiff not found on remote server (IP: 211.10.155.48)
WARNING: getpatch: Can't download daily-18354.cdiff from db.jp.clamav.net
Trying host db.jp.clamav.net (203.212.42.128)...
WARNING: getfile: daily-18354.cdiff not found on remote server (IP: 203.212.42.128)
WARNING: getpatch: Can't download daily-18354.cdiff from db.jp.clamav.net
Trying host db.jp.clamav.net (219.94.128.99)...
WARNING: getfile: daily-18354.cdiff not found on remote server (IP: 219.94.128.99)
WARNING: getpatch: Can't download daily-18354.cdiff from db.jp.clamav.net
WARNING: Incremental update failed, trying to download daily.cvd
Downloading daily.cvd [100%]
daily.cvd updated (version: 18924, sigs: 929974, f-level: 63, builder: neo)
Downloading bytecode.cvd [100%]
bytecode.cvd updated (version: 236, sigs: 43, f-level: 63, builder: dgoddard)
Database updated (3354242 signatures) from db.jp.clamav.net (IP: 120.29.176.126)

毎日のアップデートは/etc/cron.dailyに自動的に出来た freshclam によりなされる。
ウィルススキャンテスト
# clamscan –infected –remove –recursive
全体をスキャンするので時間がかかる。スキャンが終わるとサマリーが表示され何行目かに ”Infected files: 0″ と表示がでていればOK。
テスト用のウィルスをダウンロード。
# wget http://www.eicar.org/download/eicar.com
# wget http://www.eicar.org/download/eicar.com.txt
# wget http://www.eicar.org/download/eicar_com.zip
# wget http://www.eicar.org/download/eicarcom2.zip
再度ウィルスチェック
# clamscan –infected –remove –recursive

/root/eicarcom2.zip: Eicar-Test-Signature FOUND ← ウィルス検知
/root/eicarcom2.zip: Removed ← ウィルス削除
/root/eicar.com.txt: Eicar-Test-Signature FOUND ← ウィルス検知
/root/eicar.com.txt: Removed ← ウィルス削除
/root/eicar_com.zip: Eicar-Test-Signature FOUND ← ウィルス検知
/root/eicar_com.zip: Removed ← ウィルス削除
/root/eicar.com: Eicar-Test-Signature FOUND ← ウィルス検知
/root/eicar.com: Removed ← ウィルス削除
以下省略

ウィルススキャン定期自動実行設定
# gedit virusscan

#!/bin/bash
PATH=/usr/bin:/bin
# clamd update yum -y update clamd > /dev/null 2>&1
# excludeopt setup
excludelist=/root/clamscan.exclude
if [ -s $excludelist ]; then
    for i in `cat $excludelist`
    do
        if [ $(echo "$i"|grep \/$) ]; then
            i=`echo $i|sed -e 's/^\([^ ]*\)\/$/\1/p' -e d`
            excludeopt="${excludeopt} --exclude-dir=^$i"
        else
            excludeopt="${excludeopt} --exclude=^$i"
        fi
    done
fi
# virus scan
CLAMSCANTMP=`mktemp`
clamscan --recursive --remove ${excludeopt} / > $CLAMSCANTMP 2>&1
[ ! -z "$(grep FOUND$ $CLAMSCANTMP)" ] && \
# report mail send
grep FOUND$ $CLAMSCANTMP | mail -s "Virus Found in `hostname`" root
rm -f $CLAMSCANTMP

# chmod +x virusscan
除外するファイル、ディレクトリーの設定、ディレクトリを除外する場合は末尾に「/」を付加すること
# echo “/proc/” >> clamscan.exclude
# echo “/sys/” >> clamscan.exclude
スクリプトをcron.dailyへ
# mv virusscan /etc/cron.daily/

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16:サブホストの設定3、chkrookitのインストール

参考URL:http://centossrv.com/chkrootkit.shtml
# yum -y install chkrootkit

EPELレポジトリーを有効にしていないとインストール出来ない
# chkrootkit | grep INFECTED
grepは大文字と子文字を区別するので必ず大文字でINFECTEDとする事。
汚染されていない場合は not infected となるので、小文字でやると正常な分が表示される。
chkrootkit定期自動実行設定
# gedit chkrootkit

#!/bin/bash
PATH=/usr/bin:/bin
TMPLOG=`mktemp`
# chkrootkit実行
chkrootkit > $TMPLOG

# ログ出力 cat $TMPLOG | logger -t chkrootkit

# SMTPSのbindshell誤検知対応
if [ ! -z "$(grep 465 $TMPLOG)" ] && [ -z $(/usr/sbin/lsof -i:465|grep bindshell) ]; then
      sed -i '/465/d' $TMPLOG
fi

# upstartパッケージ更新時のSuckit誤検知対応
if [ ! -z "$(grep Suckit $TMPLOG)" ] && [ -z $(rpm -V `rpm -qf /sbin/init`) ]; then
       sed -i '/Suckit/d' $TMPLOG
fi

# rootkit検知時のみroot宛メール送信
[ ! -z "$(grep INFECTED $TMPLOG)" ] && grep INFECTED $TMPLOG | mail -s "chkrootkit report in `hostname`" root

rm -f $TMPLOG

# chmod 700 chkrootkit
# mv chkrootkit /etc/cron.daily/
その後、http://centossrv.com/chkrootkit.shtmlを参考に”chkrootkitで使用する安全なコマンドの確保”をやっておく

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15:サブホストの設定2、EPELレポジトリの導入

参考URL:http://centossrv.com/epel.shtml
yumでは出来ないプログラムの為にEPELレポジトリの導入する
# rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm ← これは64bitの場合、32bitの場合は途中のx86_64をi386に変更。
今日やったらrikenのftpサーバーが落ちているみたい。たまたまかも知れないが、
# rpm -ivh http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm ← ここからでも出来る
yum-prioritiesプラグイン導入
# yum -y install yum-plugin-priorities
# gedit /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

[base]
name=CentOS-$releasever - Base
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
priority=1 ← 追加

#released updates
[updates]
name=CentOS-$releasever - Updates
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=updates
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/updates/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
priority=1 ← 追加

#additional packages that may be useful
[extras]
name=CentOS-$releasever - Extras
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=extras
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/extras/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
priority=1 ← 追加

プライオリティーについて
優先度は “1~99″、値が小さいほど優先度が高くなる。又未設定の場合は優先度が “99” 。つまりこの設定はBase,updates,extraを最優先にし、EPELを含むそれ以外は最低のプライオリティーという事。

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14:その他のサブホストの設定1

私はDVDから直接日本語でインストールしたが、もし英語でインストールし、日本語化するには(必要なければ読み飛ばして)

# yum groupinstall “Japanese Support”
次に /etc/sysconfig/i18nのLANGを

LANG="ja_JP.UTF-8"

に訂正し、保存後
# source /etc/sysconfig/i18n

ログイン時のユーザーリストを非表示するには

/etc/gconf/gconf.xml.defaults/%gconf-tree.xmlの22678行目くらいに下記があるので、

<entry name="disable_user_list" mtime="1366723318" type="schema" stype="bool" owner="gdm-simple-greeter" gettext_domain="gdm">
	<local_schema locale="C" short_desc="Do not show known users in the login window">
 		<default type="bool" value="false"/> ←ここを True に変更
 		<longdesc>Set to true to disable showing known users in the login window.</longdesc>
        /local_schema>
</entry>

上に示したようにfalseをtureに変更し保存。
その後、再起動すると日本語になっているが、downloadやDesktopなどを日本語にするか聞いてくるので、好みで。変更前は入力が日本語にならなかったが、変更後は入力できるようになる。
もし、日本語のキーボード・マップになっていない場合は /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106.map.gz があることを確認し、/etc/sysconfig/keyboard を

KEYTABLE="jp106"
KEYBOARDTYPE="pc"

として保存後、再起動すれば日本語になる。保存前は MODEL=”pc105+inet” LAYOUT=”us” の二つがあったが、なくてもいいみたいです。 次にIPアドレスをを固定にするので、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に下記を設定

DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=none
IPADDR=192.168.xx.xx
PREFIX=24
GATEWAY=192.168.xx.xx
NAME="System eth0"

IPアドレスはすぐにブリッジを作るのでいらなくなるが、その前に固定IPでネットワークのテストをしたいので設定しておく。
DHCPでなくなるので、DNSの設定をする。/etc/resolv.conf に

search kinryokai.net
nameserver 192.168.xx.xx
nameserver 8.8.8.8
nameserver 202.224.32.2

3行目はgoogleのDNS、4行目はISPのDNSです。
インストール時にホスト名を設定したが、反映していないので、/etc/sysconfig/networkのホスト名を

HOSTNAME=xxx.kinryokai.net

に変更し、NetworkManagerを止める(後で仮想化をインストールし、ブリッジを作りますが、NetworkManagerはブリッジをサポートしていないそうな。なのでここで止めるのが正解)
# service NetworkManager stop
# chkconfig NetworkManager off
NetworkManagerを止めないと、resolve.confが書き換えられてしまうので注意。
そ して、ネットワークドライバーを変更する。現在のドライバーはマザーボードのLANチップであるRealtekのRTL8111GR用のr8169が自動 的にインストールされているが、r8169は何かと問題が多い。その前にソースからインストール出来るように環境を作る。
注: ここで順番が大事、順番を間違えるとドライバーがダウンロードできなくなる。全てをダウンロード後、再起動してから、LANドライバーをインストールする 事。これは”Base” “Development tools”のインストールによりカーネルもアップデートされるが、再起動しないと有効になっていない為、順番を間違えるとネットワークが使えなくなる。
# yum -y groupinstall “Base” “Development tools”
でインストール。
ついでに日本語環境で有用なnkfをインストールしておく。
# yum -y install nkf
ドライバーはrealtekのRealtekのWEBからUnix (Linux)用の LINUX driver for kernel 3.x and 2.6.x and 2.4.x をダウンロードし、その保存した場所をカレントディレクトリーにし(CDをする)
# tar vjxf r8168-8.038.00.tar.bz2
# cd r8168-8.038.00
# ./autoru.sh
とすると、r8169を削除し、r8168を入れてくれる。この時

make: *** /lib/modules/2.6.32-358.el6.x86_64/build: そのようなファイルやディレクトリはありません.  中止.

と出る時は再起動し、再度行う。
追 記:ある時再起動後、キーボードとマウスが動かないので、ログインすら出来ない。”Development tools” を入れたらカーネルのアップデートもあり、それでかなー。古いカーネルでは入力が出来る。色々調べたら、USBキーボードの取り付けをUSB3(青い USB)にするとOKになった。
そして再起動。あれネットに繋がらない。入り色調べたらネットワークが走っていないみたい。なので
# service network start
# chkconfig network on
でやっと正常に繋がった。

次に https://www.kinryo.net/?p=342 を参照してサブホストの初期設定をします。

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