8.過充電保護回路

過充電保護回路は補充電回路と同じ考え方で、OPアンプを使用し、ヒステリシスを持たせ、リレーをカットするように考えました。カットする電圧を28.8Vにし、リレーを再接続する電圧を26.5Vに設定し回路を作ってありますが、この1ヶ月ほどの経過を見ますと、一度も過充電状態に近くなることが無いので途中でやめています。(リレーを入れていない)。もちろんこれは私の現在の状態であり、消費電流と太陽光発電の充電電流によって必要になります。
回路図:ここをクリックして下さい。

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7.SW電源の改造

まず電源の電圧を上げますが、これは簡単で電源に1個だけ付いている半固定VRを右に回していきますが、このとき負荷を付けていないと電圧が出てこない仕様になっています。又あまり電圧をあげると電源の過電圧保護回路が働いて出力をカットしますので、その少し手前でとめることにします。28V弱であれば、補充電の回路のほうで充電をカットしますのであまり気にする必要は無いかもしれませんが、この回路が働かなかったことを考えあまり高くしないほうがいい。製作時点ではこのSW電源を入れっぱなしにし、出力側もつないでおいて電源の出力電圧を24V位にして動作させていましたが(こうすると制御回路はいらない )、
A.電池が24Vを下回ると常に補充電してしまう(太陽が出てきて充電すれば補充電の必要が無いときの方が多いし、SW電源のAC100Vの消費電流分効率が悪い)
B.電池が24Vより高いときは電池からSW電源に電流が流れ効率が悪いのと、これがSW電源にどう作用するか不明で、気持ちが悪い。 これはダイオードを入れれば解決しますし、現在も入れてありますので理由にならないかな?
ので現在は今のように制御回路を入れてあります。
過電流を少なくする改造は写真をご覧下さい

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6.補充電源の設計

長期間天気が悪い時 のために補充電を作ります。補充電開始電圧を21.5Vとし、終了電圧を27.5V 29.1V(2009年9月22日変更。回路図中の補充電源部分、フィードバック抵抗120kΩは100KΩに変更)(太陽電池があるので満充電にする必要は無い )としてOPアンプを使用したコンパレーターにヒステリシスを持たせて作りました。(コンパレーターの出力をトライアック使用のゼロクロススイッチ(ソリッド・ステート・リレー(SSR)キット 25A(20A)タイプ )で電源のAC100Vを入れるようにし、出力側はダイオード(やはり効率を考えてショットキーバリア)を入れてあります。電源としてはイーター電機のBSE24SA-U(今は絶品)を使用しました。このSW電源は24V出力で7Aの電源です。これを選んだのは安いからで定価で¥5,570で千石電商で約¥5,000でした。ただしこの電源の改造が必要です。このままですと21.5VになるとSW電源の過電流保護が働きその設定値まで電流が流れてしまいます。規格によるとこの状態を1分以上使用するなとありますので(私は試しにこの状態を1時間位やりましたが壊れませんでしたがお勧め出来ません)過電流保護の部分を改造し7A付近にする必要があります。又、電源電圧が24Vですので27.5Vまで充電してくれません。この改造は次項をご覧ください。
蛇足:設計時の消費電流は3.5Aでしたので7Aにしましたが、現在は6Aほど消費しており都合1Aしか充電に回りません。今思うともう少し大きな電源にしておけばよかったと思っております。ただし14Aの電源は高いのでこのシリーズの BSE12SA-U(12V,14A)を2個直列に使用したほうが安くなります。
写真・回路図は 9.電流,電圧表示装置をご参照ください。

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5.太陽電池は実際どれ位発電するの?(2007/6/23日再追記)

定量的に報告するのはあまり意味が無いと思われますので(実は照度計を持っていない)、感覚で申し訳ありませんが、雨の時はよっぽど明るくない限り、ほぼ充電電流が0A で、曇りでも明るい曇りなら半分くらい充電します。天気がいいときの朝8時で1A(このモジュールが西向きに取り付けてあるので、朝は効率が悪いはずです。)3.5Aの充電になる時間は天気がいい日に観測が出来ていませんので、後日報告しますが、多分12時くらいかなー?。今10分ごとの電池電圧を無休止でデーターを取っていますので後日報告します。
追記:4月20から5月9日朝まで観測出来ている限り3A以上になっておりません。3Aなるのは1時位。多分電池の電圧によって変化すると思われるので、3.5Aになったのが何Vだったかは覚えておりません。今、電池電圧は10分おきに無休止でデーターを取っていますが、太陽電池からの電流は取っておりませんので、時間が取れたときにデーターロガーを製作し報告したいと思います。やっとデーターロガーを作りました。ここをクリックしてください
追記6/4:天気がいいと10時半でも3.8Aになりました。重要な発見太陽電池の公称最大出力動作電圧付近(このパネルは26.4V)を越えると同じ光量でも充電電流が下がってきます。試しに太陽電池を直列にすると合計の充電電流は増えます(実例:電圧が27Vの時パラレルだと1.5A位(1枚で)だったものが2枚直列にすると4A(2枚で)まで電流が増えました)。電池の電圧が充電によって上がってくると太陽電池の発電電力が下がるみたいです。この電圧が何ボルトなのか少しテストして報告します。ちなみに電池電圧が25.5Vの時は直列にしても電流は増えず(この時ははパネル1枚で1A位だった。並列でも直列でも1Aと言う事は並列の方が良い)。わたしの場合は太陽電池からショットキー・バリア・ダイオードをとうしているのでその電圧降下も考慮すると多分26v付近と思われる。又、この特性の為に過充電にならないと考えられます。
同日夕方直列で2.9A X2 =5.8A(電池電圧26.0V)並列で1.8A X 4=7.2A(電池電圧26.4V)となり、並列の方が効率がいい。どうも電池電圧だけではないみたい。電池電圧が上がっているのは充電電流が増えたため。
追記6/23:この日の午後、並列で1.5A X 4 =6A (26.5V)、直列で4.1A X 2 =8.1A (27.6V)でした。どうもこの辺が境界みたい。

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11.コンピュータ側電源の製作

24Vから各電圧を作りますが、−5Vは現在のマザーボードではほとんど使用していません。私の手持ちのマザーボードを(5枚ほど)全部調べましたが、全部未使用でしたので、-5vは作らない事にしました。
WEBサーバーに使用しているコンピュータの各電圧の最大電流を調べた所、12V:3A, 5V:3.5A, 3.3V:4A, -12V:0.2A, 5VSB(スタンバイ電圧):1A でしたので12V,5V,3.3Vには秋月電子のSW電源モジュールのDC−DCコンバータ HRD12003E(出力5〜24V可変)(5Vからになっていますが、モジュール内部の安定化用ツェナーダーオードは2.5Vですので3.3Vを作れます)を各電圧に2個使用し電圧調整抵抗を入れ各電圧を作り、5VSBは秋月電子で売っていた5V2A(HRD05002E)を使用しましたが、今は売っていないみたい。-12VはMC34063を使用し作りました。
本来使用しているSW電源モジュールは並列運転が出来ませんが、強引に並列にしています。最初は各モジュールに0.1Ω位の抵抗を入れて各モジュールのばらつきを抑えるつもりでしたが、どうも無くてもよさそうなので現在は入れていません。本当は各モジュールに電流計を入れ調べればいいのですが、まだやっていません。
回路図はここをクリックして下さい。(PDFファイルです)
この回路図はマザーボードをつながないと−12Vが出力に出てきますので、マザーボードをつながない時に出力が出ないようにするには10KΩの抵抗を5VSBの出力からPS ON(16ピン)に入れて下さい。
この写真はサンバ・サーバーの写真、WEBサーバーは別にある。又、5Vのモジューは3個付いている。(3個パラがうまく働くか不明、現在の5Vの最大電流は6A以下。又、HighPointのRocketRAID 2300をRaid5で使用していますが、必ずスタッガード・ドライブ・スピンアップ機能をONにして使用の事。これを使用しないと、5V・12Vの最大時の電流容量が不足する。ラックマウント型のケースは自作。

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36:カーネルイメージからサブホストを直接起動する

サーバー制作

KVMを使用して普通にサブホストを作ると、領域1(イメージファイルやLVM)の中にさらに領域2を作って(複数の領域を作れるようにする為?、ルートやスワップなどの複数の領域為?)しまいます。画像0
こ こで一番問題になるのはバックアップの方法です。私はbaculaを使用し、サブホストをバックアップしていますが、これでは完全なバックアップになりま せん。というのもこのバックアップは領域1の中の領域2をバックアップしているので、baculaでリストアしてもそのリストアしたデーター(領域2)を さらに領域1の中に入れ込まなければ、完全なサブホストのバックアップになりません。私はその方法が解りません(ddコマンドで作れそうですが??)
なので、一度作成したサブホストを、カーネルイメージから直接起動する様に変更しました。これでbaculaでリストアされたサブホストもそのままリストアできます。(領域の中に入れ込まなくてもよい)
只,わたしはKVMを正式に勉強したわけではなく、又、真剣にググった訳でもないので、かなりいい加減です(でもちゃんと動いています)
その過程の中で疑問に思ったのが、
仮 想マシンマネージャーで、サブホストを指定し、開くアイコンをクリックし、開いたウィンドウの電球アイコンをクリックし、左ペインの Boot Options をクリックし、さらに右ペインで、Direct kernel boot をクリックすると展開された中に Kernel path:、initrd path:、kernel auguments: があり、最初の二つには Browse アイコンがあります。画面1。そこで、それらを選べますが、
ここで問題!この時点での作業はメインのOSでしているので、ブラウズ出来るのはメインの中だけです(サブホストはマウントされてない)でもサブホストの指定だよなー?
と言う訳で実験
1:メインのホストとサブホストに同じバージョンを入れる
例:Kernel path: /boot/vmlinuz-2.6.32-642.el6.x86_64
Initrd path: /boot/initramfs-2.6.32-642.el6.x86_64.img
Kernel arguments: root=/dev/vda
ブートOK
2:メインのホストにはあるがサブホストにはない場合
例:Kernel path: /boot/vmlinuz-2.6.32-573.el6.x86_64
Initrd path: /boot/initramfs-2.6.32-573.el6.x86_64.img
Kernel arguments: root=/dev/vda
途中で could not load /lib/modules/2.6.32-573.el6.x86_64/modules.dep: No such file or directory
 と表示されログイン出来る状態だが、まともに動かない筈。どういう事か、最初のブートではメインの/bootを見て,途中からサブホストの/libを見にいくが、サブホストにはないのでエラーとなっている。
3:サブホストにはあるがメインのホストにはない場合
例:Kernel path: /boot/vmlinuz-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64
Initrd path: /boot/initramfs-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64.img
Kernel arguments: root=/dev/vda
ブートすらしない。
 Errot starting domain: unable to set user and group to ‘107:107’ on ‘/boot/vmlinuz-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64’: No such directory
 と表示されブートが止まる。
と言う訳でここから作業
まず、サブホストのvdaに指定される領域(私はLVM)をddコマンドでバックアップ
# dd if=vdaに指定されている領域 of=バックアップを保存する領域
サブホストのルート領域をマウントしますが、前に触れたようにこの中にさらに領域を作っているので
# lesetup -f
で使える最初のloop番号を調べる。何もしていなければloop0の筈
# losetup /dev/loop0 ddでバックアップされた領域
# kpartx -a /dev/loop0
# ls /dev/mapper
で展開された領域を調べる、loop0p1やloop0p2 等がある筈、私はここにはルート領域のみしか作っておらず、スワップや他の領域は別のlvでマウントしているので、あるのはloop0p1だけ
# mount /dev/mapper/loop0p1 /test1 ← 私はテスト用にこのdirectoryを作っている
これでサブホストのルート領域が/test1にマウントされた。私は/bootは別の領域にせず全部ここに入っている。
次にサブホストに使っている領域をフォーマット(私はLVM)
# mkfs.ext4 /dev/VG名/LV名
これで、このままではサブホストを二度と起動で出来ない!
# mount /dev/VG名/LV名 /test2 ← 私はテスト用にこのdirectoryを作っている
# cd /test1
# cp -pr ./ /test2
これで、しばらくするとコピーが終わるので、後処理
# cd
# umount /test1
# umount /test2
# kpartx -d /dev/loop0
# losetup -d /dev/loop0
これで準備が出来たので、前項の 1:メインのホストとサブホストに同じバージョンを入れる と同じように(もちろんカーネルバージョン等は自分にあわせる)Direct kernel boot を設定する。
尚、Kernel arguments: にvda になっているのは、DISK1 に VirtIOを指定している為、ここがIDEだと違うはず、/etc/libvirt/qemu/サブホストxml を見れば指定が解る。
これでサブホストを起動すれば問題ない。
2016ー 6ー16追記:大嘘を言っていました。このままでは起動できません。と言うのもフォーマットをするとディスクのUUIDが変わり、grub.confにあ るブートdiskが古いUUIDのままだからです。と言う訳でgrub.confを修正しますが、この際UUIDでなく、ディスク(vda)の指定にしま す。と言うのもサブホストのルートのディスクはVirtIOを使用し、素直に作ると、必ずvda になるからです。ですので再度マウントし、編集します。
# mount /dev/VG名/LV名 /test2
# gedit /test2/boot/grub/grub.conf

抜粋
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/boot/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title CentOS (2.6.32-642.1.1.el6.x86_64)
 	root (hd0,0)
	kernel /boot/vmlinuz-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64 ro 本当はここから次のタイトルの前までは1行
    root=UUID=467a31a2-d8b5-4b05-8878-0d65d0015be4/dev/vda ここを変更する
        rd_NO_LUKS LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16
        crashkernel=auto  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 rd_NO_LVM rd_NO_DM rhgb quiet
        enforcing=0 	initrd /boot/initramfs-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64.img
title CentOS (2.6.32-573.26.1.el6.x86_64)
以下省略、注:root=の指定はカーネルのアップデートがあると、他にもあるので全部変更する

もう一つ変更しなくてはならないファイルがある。fstabです。
どうも私はディスクの指定にUUIDを使うのに抵抗がある。確かにsda1等を使うと、認識の順序が変更になると問題がありますが、LVMを使えばこの問題はなくなりますし、
今回の様に仮想化もvdaを使えばいいのです。ともかくfstabを修正
# gedit /test2/etc/fstab

抜粋
UUID=467a31a2-d8b5-4b05-8878-0d65d0015be4/dev/vda     /	ext4    defaults        1 1 UUID=...... を /dev/vda に修正
tmpfs                   /dev/shm                tmpfs   defaults        0 0

そして保存後、umountし、起動すればよい

PS:/etc/libvirt/qemu にある .xmlファイルの抜粋を参考の為に下記に示します。
普通にサブホストを作った時

  <os>
     <type arch='x86_64' machine='rhel6.5.0'>hvm</type>
     <boot dev='hd'/>
   </os>

カーネルイメージからサブホストを直接起動する設定の時

  <os>
     <type arch='x86_64' machine='rhel6.5.0'>hvm</type>
     <kernel>/boot/vmlinuz-2.6.32-642.el6.x86_64</kernel>
     <initrd>/boot/initramfs-2.6.32-642.el6.x86_64.img</initrd>
     <cmdline>root=/dev/vda</cmdline>
     <boot dev='hd'/>
   </os>

この様にDirect kernel bootで指定した”kernel, initrd, kernel argumenyts(cmdline)”が追加されています。
2016ー6ー16追記:今日sambaの入っているサブホストを同じようにやっている時、cp -pr ./ /test2 の所で、

cp: preserving permissions for `/test2/./var/lib/samba/sysvol/kinryokai.net/scripts': サポートされていない操作です
cp: preserving permissions for `/test2/./var/lib/samba/sysvol/kinryokai.net/Policies/{31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9}/USER': サポートされていない操作です
以下省略

とエラーがいっぱい出ていた。エラーの所を見ると
# ls -la /test1/var/lib/samba/sysvol/

合計 20
drwxr-xr-x+ 3 root    root    4096 12月 17 17:52 2015 .
drwxr-xr-x. 7 root    root    4096  1月 30 22:18 2015 ..
drwxrwx---+ 4 3000017 3000000 4096  6月 27 20:50 2014 kinryokai.net

ちょっと見にくいが + が付いているのでACLが効いているので、エラーになった見たい。でも /test1 と /test2 を比較しても、パーミッション、オーナー、ファイルの数やサイズを見てもまったく同じであるので正しくコピーされている見たい。それでこのサブホストを起動しWindowsからファイルサーバー(アクティブディレクトリーを使用したsamba)をテストしたが問題ない見たい。
でもコピーされた方にはACLの設定がなされてない見たい。これは問題、色々ググったらcpはACLに対応していないそう。Starと言うのが対応しているみたいなので、近日この項に結果を書きます。
2016-6-19追記:色々トライしてみましたが、getfact, setfaclを使用するのが簡単だった
まずはオリジナルのvdaをマウントするが、例によって領域の中に領域なので
# losetup /dev/loop0 ddでバックアップされた領域
# kpartx -a /dev/loop0
でloop0に本来ルート領域をマウントする(画像0の領域2)
# ls /dev/mapper/
でマッパーを見るとloop0p1等がある。
# mount /dev/mapper/loop0p1 /test1
で/test1にマウントして、
# cd /test1/var/lib/samba/
で該当個所に移動
# getfacl -R * > /root/acl-backup
でACLをバックアップ。
次に使用しているvdaをマウントしますが、ACLの設定をするので
# mount -o rw,acl /dev/VG名/LV名 /test2 私はLVMを使用
でオプションで ACLなどを指定し/test2にマウント
# cd /test2/var/lib/samba/
で該当個所に移動
# setfacl –restore=/root/acl-backup
でリストアする。
ACLの確認
# ls -la sysvol/kinryokai.net/

合計 32
drwxrwx---+ 4 3000017 3000000 4096  6月 27 20:50 2014 .
drwxr-xr-x+ 3 root    root    4096 12月 17 17:52 2015 ..
drwxrwx---+ 4 3000017 3000000 4096  6月 27 20:50 2014 Policies
drwxrwx---+ 2 3000017 3000000 4096  6月 27 20:50 2014 scripts

他のディレクトリーも調べたがOKだった。
あと、ACLの設定をしたので fstabを変更する(変更しないで起動するとACLの設定が反映されていなかった)
でも、領域の中に領域を作った(つまりオリジナル)vdaで起動すると fstab にはACLの設定が無いが、ACLの設定は反映している!
何で!!ともかくfstabの変更
# gedit /test2/etc/fstab

抜粋
/dev/vda   /          ext4       defaults,acl   0 0 ← ,aclを追記

保存後、後始末
# cd
# umount /test1
# umount /test2
# kpartx -d /dev/loop0
# losetup -d /dev/loop0
でもって、起動すればOK

2016-6-21追記(下記の –acl は見にくいのですがハイフォンが二つ付いています<- -acl>)
色々調べると、現在は tarも–aclオプションがあり対応しているようですので、その方法
サブホストの領域をフォーマットするまでは同じですが、これをマウントする所からが違います。
# mount -o rw,acl /dev/VG名/LV名 /test2
でオプションで ACLなどを指定し/test2にマウントしておきます。
次に/test1にマウントしたルート領域を tarで保存します。
# cd /test1
# tar –acls -cvf /tmp/subroot.tar ./
この様に –aclsオプションを付けて保存します。私はこのtarファイルが7GB弱になりましたので、保存場所(この場合は/tmp)の空き容量に注意してください。
これを復元します。
# cd /test2
# tar -xvf /tmp/subroot.tar -C ./
これで/test2に割り当てた領域にサブホストのルートがacl付きで保存されます

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ネットワーク越しにDDコマンドでコピーする(ローカルネットワーク内)

現行のサーバーのバックアップ用にもう一台同じ仕様のサーバーを作っている時、ネットワーク越しにDDコマンドが使えるか探すとここに回答があった。
考え方は dd コマンドの出力側と受け側に分け、間を nc コマンドでつなぐ見たいになっている。
まずは現行のサーバーの方で
# dd if=/dev/Kvm/web4 | nc 192.168.xx.xx 12345
if=の後ろは例によって領域(device)の指定。私はLVMでサブホストのルート領域を作っているのでこんな風になっている。普通なら /dev/sda1 とかかな
パイプ(|)の後は nc コマンド(netcat)の略らしい。その後のIPアドレスはバックアップ用のサーバーのIPアドレス、次の数字が使用するポート番号
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バックアップ用サーバーに移って
# nc -l 12345 | dd of=/dev/Kvm/web5
-l で nc をリッスンモードにし、同じポート番号にして、パイプの後は dd コマンドの後ろの設定
同じホスト間での dd だったら、上記は dd if=/dev/Kvm/web4 of=/dev/Kvm/web5 となるが、これを出力側(if)と受け側(of)に分けている。
ネットワークはギガビットだが思ったより早く終了した。多分同じホスト間より早いくらい。
これには理由がある。私はサブホストのルート領域、データー部分などを1台のSSDの押し込めているので(サーバーを小さく作りたい)出力側も受け側も同じディスクを指定する事になるからだと思う。

追記:2022-2-5
今日やったら、先に受け側をやらないと駄目だった。

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35:予備のサーバーを製作

今のサーバーはバックアップも取っていますが、まったく同じサー バーをもう一台製作し、rsyncで同期をして、何かあればすぐに予備サーバーに切り替えられる様にします。ただし予備のサーバーは普段は電源を落として おき、一日1回タイマーで立ち上げ同期を取ってシャットダウンします。
方針:予備のサーバーは一日1回UEFI(BIOS)のタイマーを使い立ち上げて、その後シャットダウンをする(省エネ化)
問題:予備のサーバーをシャットダウンするタイミングはどうするか?
現状では名案が無いので、時間を見計らってシャットダウンする。
rsyncを走らすタイミング
UEFI(BIOS)のタイマーで立ち上げった時、KVMホスト、全てのサブホストを起動し、起動時にスクリプトを走らすことが出来る /etc/rc.d/rc.local に起動スクリプトを記入していく。

まずは、現状のサーバーと同じサーバーを作ります。そして予備サーバーの設定をしていきます。
最初はUEFI(BIOS)の設定
私の場合はマザーボードにASRockのAM1HーITXを使っていますので、設定は当然このマザーボードのもので。まず電源を入れDELキーでEUFI の設定画面を出し、Advanced → RTC Alarm Power On → Enble と選び、新しいウィンドウが開きますので、Every day をクリック後、時間:分:秒 を設定したらOKをクリックし、さらに設定を保存しEUFIを抜けます。
次にサブホストのシャットダウン時の設定
ここを Resume にしていると、KVMホストが起動してもサブホストが起動では無く、Resumeしてしまい。起動スクリプトが走ってくれませんので、KVMホストが シャットダウンする時サブホストもシャットダウンする設定をします。この設定は /etc/init.d/libvirt-guests で設定します。
このスクリプトの

ON_SHUTDOWN=shutdown ← ホストがシャットダウンしたらゲストもシャトダウンする

に した。参考にした中には SHUTDOWN_TIMEOUT や START_DELAY を変更しているのもあったが、私はデフォルトのまま。これでホストをシャットダウンしたらゲストもシャットダウンする。又、ON_BOOT=start にしていると、ホストがシャットダウンするときに走っていたコンピューターがホストが起動するとゲストも起動するようになる。ここを参照
これで起動とサブホストのシャットダウンはうまくいく。
今度は本チャンのコンピューターとの同期である。これにはrc.local を使いrsyncで同期する。
rsyncの書式は rsync [option] SOURCE [SOURCE]… DEST でソースは複数指定できる。
(rsyncの設定はここを参照)
早速rsyncの設定をしていく。rsyncはリモートからリモートへの同期は出来ないので、各ホスト毎に設定が必要になる。まずはバックアップ元(SOURCE)でrsyncをデーモンで走らせておく(この方が何かとやりやすかったので)
最初にrsyncd.confの設定(この設定を全ての同期元のサーバー全部に設定していく)
# gedit /etc/rsyncd.conf

# Global options
uid           = root
gid           = wheel
use chroot    = yes
log file      = /var/log/rsyncd.log
pid file      = /var/run/rsyncd.pid
hosts allow   = 192.168.XX.XX/24
hosts deny    = *
dont compress = *.gz *.tgz *.zip *.pdf *.sit *.sitx *.lzh *.bz2 *.jpg *.gif *.png

# Module options
[Thunderbird]
         comment      = rsync server
         path         = /Thunderbird
         auth users   = root
         secrets file = /etc/rsyncd.secrets
         read only    = no
[Download]
 	 comment      = rsync server
         path         = /Download
         auth users   = root
         secrets file = /etc/rsyncd.secrets
         read only    = no

この設定の意味はrsyncをrootユー ザーで走らして、chrootを可能にし、ローカルネットワーク(一部伏せ字)からのみRQを受付、圧縮しない拡張子を指定し、バックアップされる部分を 指定している。注意するのはrsyncで指定するのは[ ]で指定した文字列になること。例えば

[abc]
     path=/XXX/YYY/CCC

としたらCCCディレクトリーの指定は abc になる。又、ここにある /etc/rsyncd.secrets に ユーザー名:パスワード の書式でを設定しておく。又、複数のユーザーが可能だが一行毎に記入しておく。大事なのはこのファイルのパーミッションを600にしておかないとエラーになる。そしてrsyncをデーモンモードで起動する。
# rsync –daemon –config=/etc/rsyncd.conf
これらを同期したい全てのサーバーに指定して置く。
次はバック先のホストの設定
先ずは予備のKVMホストの設定だが、rsyncdにパスワードを設定してあるのでそのファイルを作る。
/etc/rsync.passwd にバックアップ元で指定したパスワードのみを記入しておく(ユーザーはrsyncコマンドの中で指定する)。このファイルもパーミッションを600にしておかなければならない。
/etc/rc.d/rc.localに下記を追記

freshclam ← 予備のコンピューターはいつもは電源が入っていないのでVirusデーターのアップデートをする
rsync -a --delete --password-file=/etc/rsync.passwd rsync://root@192.168.XX.XX/Thunderbird/ /Thunderbird
rsync -a --delete --password-file=/etc/rsync.passwd rsync://root@192.168.XX.XX/Download/ /Download

私 の場合は /Thunderbird (メールのデーター)と /Download(色々なダウンロードした物の置き場所)を同期した。–delete でバックアップ先にあってバックアップ元に無い物はdeleteされる(完全に同期)。パスワードファイルを指定し、rsync://root@ でユーザーを指定している。大事なのはバックアップ元の最後の / の指定、これが無いとバックアップ先のディレクトリーの下にバックアップ元のディレクトリーを作ってしまう。
これと同じように全てのバックアップ先のホストで指定する。
これで一様同期する筈だが、このままではシャットダウンしない。色々試したが、全ての同期に一時間もいらないので(毎日同期しているので)メインのホストでcron.dに設定を入れる。

# Shutingdown after All Sub Host rsync maybe ended
10 3 * * * root shutdown -h now

この設定は毎日午前3時10分にシャットダウンする(UEFIで午前2時に起動する設定をしている)
これを /etc/cron.d に Shutdwn(オーナーはroot、わざとshutdownにしていない。理由はコマンドと同じにすると何かあるといけないから)として保存する。
これで午前2時にEUFIのタイマーで起動し、午前3時10分にシャットダウンする筈。
あれ!シャットダウンしないぞ、何でだ??
エラーメールが着ていた。内容は
/bin/sh: shutdown: command not found
だと!スペル間違えてないよなー、shutdownは確か/sbinにあったと思うので、/etc/cron.d/Shutdwnを下記に変更

# Shutingdown after All Sub Host rsync maybe ended
10 3 * * * root /sbin/shutdown -h now

。テストの為に今の時間の5分後に変更して試すと。無事シャットダウンしてくれたので、時間を戻し、保存。

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34:メールサーバーの設定:targreyを使用しspamを防止

参考URL:http://www.kinryokai.net/modules/news/article.php?storyid=162
http://centossrv.com/postfix-targrey.shtml
現時点(2014-06-12)ではpostfixとpostgreyのバージョンは参考URLの前者と同じです。

# postconf|grep mail_version
mail_version = 2.6.6
# postgrey –version
postgrey 1.34

2014年9月8日にやっと本運用になりました。今の所不具合はありませんが、何かありましたらここで発表します。
sleepパッチをあてたpostfix(遅延応答したら即座にSMTPプロセスを終了) (rpm):ここをクリック
targreyパッチをあてたpostgrey (rpm): ここをクリック
ここからは、上の二つのファイルをrootにダウンロードした前提で進めます。
まずはpostfixのインストール
# rpm -Uvh –force /ダウンロードしたdirectory/postfix-2.6.6-2.2.el6_1.x86_64.rpm
インストールの確認
# rpm -qa|grep postfix
postfix-2.6.6-2.2.el6_1.x86_64 と表示されればOK
次にpostgreyですがその前に必要なパッケージのインストール
# yum -y install postgrey && rpm -e postgrey
「注:2014-08-02:今日テストしたらエラーが出た。本来はEPELのミラーに在る筈だが、無くなっているみたい。私の場合はEPELのミラーはftp,iij.ad.jpに設定されているが、ここには無くなっている。試しにftp,riken.jpもチェックしたがやはり無い。でも本家のhttp://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/repoview/postgrey.htmlには置いてある。どうなっているんだ!!ともかくこれは付随してインストールが必要なパッケージのためのコマンドなので、無視して直接次に進んでもよい。但し環境によっては、必要なパッケージをインストールしろと言われるかも?必要なのは色々な下記のperlのパッケージなど」
これは perl-BerkeleyDB perl-IO-Multiplex perl-Net-DNS perl-Net-Server をインストールするため
# wget apt.sw.be/redhat/el6/en/i386/rpmforge/RPMS/perl-Parse-Syslog-1.10-1.el6.rf.noarch.rpm
# rpm -ivh perl-Parse-Syslog-1.10-1.el6.rf.noarch.rpm
でpostgreyのインストール
# rpm -Uvh /ダウンロードしたdirectory/postgrey-1.34-1.rf.noarch.rpm
/etc/postfix/main.cfの設定

smtpd_recipient_restrictions = 
    permit_mynetworks,
    permit_sasl_authenticated,
    permit_auth_destination,
    reject_unauth_destination,
--追加(ここから)--
    check_recipient_access hash:$config_directory/whitelist_recipient
    check_client_access    hash:$config_directory/whitelist_client
    check_client_access    regexp:$config_directory/permit_client_nots25r
    check_policy_service   inet:60000
    permit

smtpd_data_restrictions =
    permit_mynetworks
    permit_sasl_authenticated
    reject_unauth_destination
    check_recipient_access hash:$config_directory/whitelist_recipient
    check_client_access    hash:$config_directory/whitelist_client
    check_client_access    regexp:$config_directory/permit_client_nots25r
    check_policy_service   inet:60000
    permit
--追加(ここまで)--

taRgrey用Postfix設定ファイルダウンロード
# wget http://k2net.hakuba.jp/spam/postfix.conf.2.tar.gz
解凍
# tar zxvf postfix.conf.2.tar.gz
各ファイルをコピー
# cp postfix.conf.2/whitelist_recipient /etc/postfix/
# cp postfix.conf.2/whitelist_client /etc/postfix/
# cp postfix.conf.2/permit_client_nots25r /etc/postfix/
# rm -fr postfix.conf.2/
# rm -f postfix.conf.2.tar.gz
whitelist_recipientのDB化
# postmap /etc/postfix/whitelist_recipient
whitelist_clientのDB化
# postmap /etc/postfix/whitelist_client
/etc/rc.d/init.d/postgreyの設定

#OPTIONS="--unix=$SOCKET" ←コメントアウト
OPTIONS="--dbdir=$DBPATH --inet=127.0.0.1:60000 --tarpit=125 --targrey --retry-count=2 --delay=3600" ←追記

postgreyの起動、postfix再起動など
# service postgrey start
# chkconfig postgrey on
# service postfix restart
その後メールのテストをする
postfixにパッチを当てているため、自動アップデートを無効にする。
# yum -y install yum-versionlock
# sed -i ‘s/enabled = 0/enabled = 1/g’ /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.conf
# touch /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
# rpm -q postfix >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
# rpm -q postgrey >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
postfixのアップデートがあったらメールで知らせてくれるスクリプトの作成。もっともソースもアップデートされていなけば出来ないが
# gedit /etc/cron.daily/yum-check-update

#!/bin/bash

# versionlockパッケージアップデートチェックスクリプト

YUMTMP=$(mktemp)
for pkg in `cat /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list`
do
    chkname="$chkname `rpm -qi $pkg|grep Name|awk '{print $3}'`"
done
yum --noplugins check-update $chkname > $YUMTMP
[ $? -eq 100 ] && cat $YUMTMP
rm -f $YUMTMP

# chmod +x /etc/cron.daily/yum-check-update
アップデート検知時はroot宛にメール通知されるので、最新版で再インストールする

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33:メールサーバーの設定:テスト及び暗号化

一通り設定が終わったので、再度見直しておきます。エラーの殆どは設定ファイルのスペルミスとか記入漏れです。
こ のメールサーバーは本チャンで動いているサーバーと同じネットワーク・レンジにあり、ルーターの設定は本チャンのメールサーバーに転送する設定ですので、 外部からはテスト出来ません。このホストはKVMのサブホストとして動いていますので、とりあえず親ホストにthunderbirdをインストールし、設 定して行きます。マイグレーションを簡単にするためにホスト名は現在本チャンのサーバーと被っていますので、thunderbirdのホストの/etc /hostsにこのメールサーバーを登録しておきホスト名で問い合わせ時にこのサーバーのIPアドレスを返すようにしておきます。
次に postfixadminでドメインやメアドを作り、それをthunderbirdに設定して送受信をテストします。その際外のメアドには発信が出来ます ので、自分のISPのメアドにもコピーを入れメールが来るのを確かめておきます。うまくいかない時は /var/log/maillog にログがありますので参考にします。
テストが終わったら暗号化をしていきます。
 *サーバー証明書作成
参考URL:http://centossrv.com/postfix-tls.shtml
# cd /etc/pki/tls/certs/
# make mail.pem

略
Country Name (2 letter code) [GB]:JP ← 国名応答
State or Province Name (full name) [Berkshire]:Tokyo ← 都道府県名応答
Locality Name (eg, city) [Newbury]:Shinjuku ← 市区町村名応答
Organization Name (eg, company) [My Company Ltd]:kinryokai.net ← サイト名応答(なんでもいい)
Organizational Unit Name (eg, section) []: ← 空ENTER
Common Name (eg, your name or your server's hostname) []:mail.kinryokai.net ← メールサーバー名応答※
Email Address []:postmaster@centossrv.com ← 管理者メールアドレス応答

# cd
main.cfの変更、下記のコードのコメントを取って有効化
# gedit /etc/postfix/main.cf

前略
# SMTPS
smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
smtpd_tls_key_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
smtpd_tls_session_cache_database = btree:/var/lib/postfix/smtpd_scache

master.cfの変更、下記のコードのコメントを取って有効化
# gedit /etc/postfix/master.cf

前略
smtps     inet  n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_tls_wrappermode=yes
  -o smtpd_sasl_auth_enable=yes
  -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
  -o milter_macro_daemon_name=ORIGINATING
後略

参考URLではtlsmgrのコメントを取っていましたが、デフォルトで外れていました。
ここで、postfixと念のためdovecotも再起動
# service postfix restart
# service dovecot restart
再度一連のテストをやって確かめておく。

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